2019年、元号が平成から令和に変わる4月から5月のゴールデンウィークは最長10連休の方も多かったと思います。
(私は9連休でした。)
この先いつあるかわからない大連休で、両親と一日、車に乗ってのドライブでの日帰り旅行を計画してました。
この大連休で渋滞の不安はありましたが千葉県銚子市の犬吠埼を目的地として定めることになりました。
案の定、出発は朝の7時30分でしたが1時間もしないうちに渋滞に巻き込まれました…。
千葉県の香取神宮は全国400社の総本社
そして約3時間後、犬吠埼へ行く前に先に香取神宮に寄りました。
香取神宮とは
香取神宮は千葉県香取市香取にある神社で関東地方を中心として全国にある約400の香取神社の総本社です。
茨城県鹿嶋市の鹿島神宮、茨城県神栖市の息栖神社とともに東国三社の一社とされ、とくに鹿島神宮とはともに古くより朝廷からの崇敬の深い神社であり、両神宮が軍神として信仰されたことにあります。
日本神話で大国主の国譲りの際に活躍する経津主神(フツヌシ)を祭神とすることで知られ、全国でも有数の古社で近年は千葉県のパワースポットとしても有名です。
⇒香取神宮
香取神宮の施設情報
施設名 | 香取神宮(かとりじんぐう) |
所在地 | 千葉県香取市香取1697-1 |
電話番号 | 0478-57-3211 |
営業時間 | 午前8時30分~午後5時 |
香取神宮の入場料金
無料
※施設情報、金額は全て2019年6月現在です
入り口を通り、団子屋さんなどのお土産の店が並んでいる参道商店会を進んで境内へと向かいます。
パワースポットといわれるだけあって神秘的な雰囲気の漂う香取神社の大鳥居が見えて来ました。
長い参道には木々が生い茂り、トンネルの中を通るような感覚で心地よい涼しさがありました。
春は桜、秋には紅葉が参拝者を出迎えてくれます。
総門が見えて来ました。手前には車祓所があります。
鮮やかな朱色の総門を通りました。
そして拝殿へと誘う桜門には多くの参拝者が行列を作っていました。
元号が令和になって間もないというのもあってか、新たに参拝に訪れるようと考えてくる方が多かったと思います。
拝殿の近くには立派な御神木が立っています。
参拝を済ませ、広い境内を少し歩くことに。が、ここで母が御朱印帳を忘れるアクシデント!!
新たな天皇陛下と皇后陛下が御即位したことを祝した記念碑が建てられてました。
拝殿の周りは一周できるように造られています。
この巨大な錨(いかり)は練習艦・かとりの錨です。
昭和45年に建設された海上自衛隊練習艦「かとり」は世界各国で来航し友好と親睦を深め数多くの幹部候補生を輩出しました。平成十年に除籍の記念として香取神宮に奉献されました。
千葉県で参拝されたい方には商店が立ち並び静かで広い境内の散歩も楽しめる香取神宮をおすすめします!
連休中の混雑がなければ東京から車で約2時間で行けると思います。
銚子市を一望できる犬吠埼灯台
そしていよいよこの日の一番の目的地である犬吠埼へと向かいました。
こちらも香取神宮から大渋滞に巻き込まれ、予定より一時間遅れての到着です。
近い駐車場の空きもなく、海岸まで進み駐車しました。
ここの海岸は君ヶ浜海岸です。多くの子供連れの観光客で賑わっていました。
高台に見える建物は初日の出で有名な犬吠埼灯台です。
犬吠埼灯台とは
千葉県の銚子半島の最東端に位置する犬吠埼灯台は日本に5つしかない最大の第1等レンズを使用した第1等灯台です。
地上から塔頂までの高さは31.3メートルあり、設計、施工監督者はイギリスから招いた灯台技師、リチャード・ヘンリー・ブラントンです。
銚子は古くから交通の要所、魚介類の水揚げ場として栄え多くの船舶が入出港していましたが、海域が複雑なことから人命が失われる事故が多かった為、銚子港の改修と洋式灯台の設置が求められて明治初期に設置されました。
日本を代表する灯台の一つで国の登録有形文化財に登録され、「世界灯台100選」「日本の灯台50選」にも選ばれています。
⇒犬吠埼灯台/千葉県公式観光情報サイト-まるごとe! ちば-
犬吠埼灯台の施設情報
施設名 | 犬吠埼灯台(いぬぼうざきとうだい) |
所在地 | 千葉県 銚子市 犬吠埼9576 |
電話番号 | 0479-25-8239 |
営業時間 | 午前8時30分~午後4時 |
犬吠埼灯台の入場料金
<個人>
大人:200円
その他小学生以下:無料
※施設情報、金額は全て2019年6月現在です
海岸から灯台方面へと向かいます。途中には
海鮮丼を食べれるお店もあります。
君ヶ浜公園の広場ではこの日はライブなどちょっとしたイベントが開催されてました。
それではいよいよ灯台に入ります。
中はらせん状の階段が続いています。
階段は狭く、人が多くてなかなか進みませんでした。上から降りてくる人とすれ違う時も大変です。
灯台なので元々観光目的で造られたわけではないので仕方ありません。
そしてようやく階段を登り切り、外に出ます。
ブワっといきなり風に煽られて驚きましたが、いい眺めです!
ここから先ほど車を止めた海岸が見えます
絶壁に立つ灯台だからこそ見える景色というのがわかっていただけると思います。
灯台に向いて上を見上げた状態です。
犬吠埼灯台は階段や通路が狭い中で観光するので今回の連休のように人が多い時は注意が必要です。
なお、犬吠埼灯台の同じ敷地内には規模は狭いですが資料館もあります。
この巨大なレンズが犬吠埼大灯台と同等の大型一等レンズです。
大正11年(1922年)から平成19年(2007年)と長い年数使用されてました。
最後に海鮮丼をいただきました!やはり食堂も行列でしたが新鮮な魚介とボリュームで大満足でした!
香取神宮と犬吠埼を観光した感想
時期的に渋滞に巻き込まれたのは仕方ないですが、一日のドライブとしては満足できる小旅行でした。
自分自身が千葉県の東端まで行ったことがなく、犬吠埼灯台も名前は知ってましたがいつかは行ってみたいと思ってました。
香取神社の森林や犬吠埼の海岸などいずれも日常の疲れを癒してくれる大自然の雄大さ、温かさを感じることができました。
大灯台は本当に混雑に注意が必要です。
展望デッキから外周を周るにも狭く、戻る時に螺旋状の階段で人とすれ違うのも結構大変です。